
連日、猛暑が続いていますね。3年後に迫った東京オリンピック開催の頃はどんな暑さになっているのでしょうか。
オリンピックの日本開催が決定してから、学校現場においても様々な試み、変化が見られているようです。
英語教育が盛んになっているのも少なからず、この影響は大きいのではないでしょうか。
「Excuse me, but ~?」
こんな質問もあちこちで聞こえてくるのかもしれません。
またボランティアとして活動くださる方も増えてくることでしょう。多くの学生が積極的に関われる、有意義なイベントとなると良いですね。
教採対策2はこのボランティアについてを取り上げます(対策1はコチラから)。
【質問】ボランティア活動はどんなことをしましたか?またどんな点が心に残りましたか?
ボランティア活動をしていなかった場合は、まず行っていないとはっきり答えたほうがいいでしょう。時間がなかったのでできなかったなど、言い訳を先にすることはやめましょう。
【回答例】
介護を必要とする高齢者の施設で活動させていただいたことがあります。会話のできる高齢者の人たちばかりでしたので、自由時間には一緒にいろいろな遊びをしました。
心に残っているのは、一緒に紙風船をふくらませたときのおばあさんの顔でした。ふくらんだ紙風船を私に見せ、にこっとしたおばあさんの顔が忘れられませんでした。
そのおばあさんの顔から、人と誠実にかかわっていくと、それがそのまま返ってくるのだということが実感できました。
そのことを通して、精一杯誠実に子どもたちとかかわっていけば、きっと笑顔で子どもと向き合うことのできる教師になれる、教師になる、という思いを強くもちました。このことが一番心に残ったことです。
【コメント】
介護体験から得たものを明確に述べています。あれもこれもではなく、焦点の絞られた回答になっています。心の体験を語りながらも情緒的なものに走りすぎず、聞き手がもっと聞いてみたいという思いに駆られる回答です。
さらに、教職を志す強い思いにもつなげて、その体験から学んだものを語っています。心と心の交流を大切にできる教師になる予感を感じさせる内容です。
以上、【教採対策3】に続く