学校には公立学校と私立学校の2種類があり、それぞれ採用の流れが異なります。
教員採用の1年の流れ
①願書の提出
教員を採用する都道府県市は、例年4月上旬~5月下旬に、募集教科・人数、採用試験の実施内容、実施スケジュールなどを明記した募集要項を発表します。
願書については、郵送や本人持参のほか、インターネットでの出願を受け付ける自治体も増えています。
②1次試験(筆記試験)
ほとんどの都道府県市は1次試験と2次試験を実施します。1次試験は筆記試験が中心となる自治体が多いですが、集団面接を実施する自治体もまれにあります。
筆記試験の内容は教職・一般教養や専門教養となり、一定基準の点数を超えないと2次試験には進めません。
③2次試験(面接・実技)
2次試験は面接と論作文、実技が中心で、教員としての適性が評価されます。面接は個人、集団討論、模擬授業とさまざまな形式で数回実施されます。
教員採用の1年の流れ
※学校によっては4月~5月から募集を行う学校もあります。
※近年は各学校で採用説明会を行う学校もあります。
私立学校で行われる主な選考
①書類選考(履歴書)
②筆記試験(教科試験・作文)
主に指導科目に関する試験が行われます。学校によっては教育に係るテーマの作文を行います。
③面接
面接を通して、教員としての適性や自校への適性を判断します。
④模擬授業
模擬授業を行う学校もあります。面接と合わせて行う学校もあり、指導能力や教員としての適性や自校への適性を判断します。
[参考URL:一般財団法人日本私学教育研究所HP]
http://www.shigaku.or.jp/index.html